HOME > 今年に入り、二度流産を経験しました。私の無知が、ツメの甘さが、赤ちゃんを殺したのかもしれません。また黒い感情が芽生えています。先生の事も憎いです。私はこんな人間だったのか、妊娠をするまで私は自分が大好きでした。でも今は自分が嫌いです。こんな人間になりたくありませんでした。どうしたらいいか、わからないのです。

今年に入り、二度流産を経験しました。私の無知が、ツメの甘さが、赤ちゃんを殺したのかもしれません。また黒い感情が芽生えています。先生の事も憎いです。私はこんな人間だったのか、妊娠をするまで私は自分が大好きでした。でも今は自分が嫌いです。こんな人間になりたくありませんでした。どうしたらいいか、わからないのです。

【ご相談内容 】

今年に入り、二度流産を経験しました。
1回目も2回目も7週に入ったところ、ちょうど心拍が確認されてすぐに出血し流産となりました。私は結婚4年目で、最初から避妊はしていなかったんですがなかなか妊娠せず。仕事も好きで、旅行や飲みに行くのが好きで、今年初めての妊娠をする前は、私は子供が出来づらいんだろう。子供がいなくても毎日が楽しいからいいか、逆に今の生活が無くなるのも惜しいな。ぐらいに感じていました。ただ、今年の4月にはじめての妊娠が発覚して世界が変わりました。仕事も、趣味も、今の生活も全て変わってしまっても良い程愛おしい存在でした。思えば最初から出血はしており、ポリープがあるからそのせいだろう。多少の出血は大丈夫といわれ、そうなんだ、大丈夫なんだ。と思っていたら、ある日鮮血が増え自分の中からなにが出てきてしまい、病院に行くと流産。生きてきて、こんなに悲しいことがあるのかと思いました。自分の力や努力ではどうにもならないことがある事を始めて思い知らされ、うちのめされました。流産の宣告を受け、待ち合い室には幸せそうな妊婦さんや、検診の赤ちゃんたち。何故私だけ?全てぐちゃぐちゃになってしまえと思い、そんな自分も大嫌いになりました。最後の処置でポリープのことを先生に尋ねました。先生は見えなくなっているから、赤ちゃんと一緒にながれてしまったんでしょう。問題ありませんよ、と仰いました。この時、先生の言葉を信用しなければ今私はこんなにも後悔していないかもしれません。周りの人に助けられて、立ち直り、私は子供が欲しいのだと自覚し妊活を始めました。4ヶ月後妊娠発覚。嬉しかった。しかし、7週を迎え流産。今回も出血がありました。ポリープだといわれました。ポリープは無くなっていたのではないのか。ポリープの出血が流産のきっかけになる可能性があると調べました。私の無知が、ツメの甘さが、赤ちゃんを殺したのかもしれません。また黒い感情が芽生えています。先生の事も憎いです。私はこんな人間だったのか、妊娠をするまで私は自分が大好きでした。でも今は自分が嫌いです。こんな人間になりたくありませんでした。どうしたらいいか、わからないのです。

【 回答 】

おかゆ様
2回続けて流産なさったとのこと、大変つらい思いをなさっているのだと拝察します。妊娠中の子宮頸管ポリープについては、炎症などから流産を引き起こすため取った方がよい、という考えと、取ること自体が流産をひきおこすのでとってはいけない、という2つの相反する考えがあります。したがって、ポリープを取っていても流産していた可能性も否定できません。あの時こうすれば…というお気持ちはわかりますが、ご自身の努力では防げなかった出来事と考えます。現在、2回の流産を繰り返していますので、反復流産という状態と言えます。ひとつの提案として、不育症外来という専門外来を受診されるのはいかがでしょう。原因がはっきりしないことも多いのですが、何か対応法が見つかるかもしれません。流産は、誰のせいでもないことがほとんどです。まだ前向きになれない時期かもしれませんが、手助けをしてくれる医療者はおりますので、よろしければ相談をしてみてください。お大事になさってください。

相談者:おかゆ様
回答者:三宅 秀彦