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友達の赤ちゃんを見るのが辛くて避けてしまいます。どうしたらいいのでしょうか?

「小さな赤ちゃんや妊婦さんを見るのがつらい」「芸能人の妊娠・出産のニュースがつらい」などのお話は、多くの天使ママさんから聞かれます。

赤ちゃんや妊婦さんを見たときに、「自分にも赤ちゃんがいたのに」「なんで私だけがこんな思いをしなくてはならないの」と世の中の不公平さに怒りを感じたり、赤ちゃんのいない現実を改めて感じて苦しくなることがありますが、これはごく自然な感情です。赤ちゃんを亡くした後しばらくの間は、些細な刺激で悲しみが呼び起こされ、コントロールできない感情に圧倒されやすく、イライラもしやすくなりますので、そんな自分を「情けない」「心が狭い」などと責めずに、「これだけ悲しいことがあったのだから、心に余裕をもてなくても当たり前なんだ」と受け止めてあげてください。

周囲の妊娠中、子育て中のお友達や親族の方と接するのが苦しく感じるときは、どうぞ無理をしないでください。体調が悪いなどの理由をつけて、しばらくは人付き合いを避けるという方法もあります。今後も大切にしたい友達には、赤ちゃんを亡くして、とても悲しい思いでいること、小さな赤ちゃんを見るのはまだつらいことを伝え、自分から連絡が取れるようになるまで待ってほしいと伝えてみてはいかがでしょうか?直接お話するのがつらいときは、メールや手紙で気持ちを伝えるのも1つの方法です。自分の悲しみを友達にきちんと伝え、相手に理解してもらうことができると、その後の付き合いも無理なく自然にできるかもしれません。

また、最近では、友人同士でブログやFacebookなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している方も多いと思います。お友達の育児の様子や赤ちゃんの写真を見るのがつらいため、SNSをやめたというお話もよく聞かれます。お子さんを亡くされてしばらくの間は、人付き合いのエネルギーがわかないことが多いので、ネット上でのお付き合いも無理をしないことが大切です。Faceboookなどは、自分のニュースフィールドに流れてくる特定の人の投稿やコメントを非表示にする設定もできますから、ご利用のサービスの機能を確認してみてください。