HOME > 妊娠5ヶ月で第2子を死産しました。今回2回目の相談です。休日家族で出かけて楽しく過ごしたりもできるようになりました。ふと強い自己嫌悪を感じて泣けてくるのです。

妊娠5ヶ月で第2子を死産しました。今回2回目の相談です。休日家族で出かけて楽しく過ごしたりもできるようになりました。ふと強い自己嫌悪を感じて泣けてくるのです。

【 ご相談内容 】
妊娠5ヶ月で第2子を死産しました
今回2回目の相談です

あれから数ヶ月たち、お陰さまで以前よりは前向きになれていると思います
1才だった長女も2才になり、ますます元気で活発でおしゃべりで、その明るさにかなり助けられました
日中長女と遊んだり、休日家族で出かけて楽しく過ごしたりもできるようになりました
今回の死産で、長女に兄弟をという思いは強くなり、最近妊活も始めました

とても良い状態なのだと思うのですが、ふと強い自己嫌悪を感じて泣けてくるのです
すっかり忘れて楽しい思いをしてることにとても申し訳ない気持ちになりますし、どんどん成長して可愛くなっていく長女と亡くなった赤ちゃんのことを同じように愛していないような気がして、やはり自分はひどい母親だと感じています
もし、また子供を授かることができたらますます赤ちゃんのことを考えなくなるんじゃないかと思うと怖いですし、こんなことを心配する自分も嫌になります

だからといってずっと悲しんでいることも違うと思うし、赤ちゃんだってそれは望まないだろうなと思います
でもやっぱりひどい母親だと思って申し訳なくて泣けてくるのです

友人に少し話すと、「忘れてるんじゃなくて考えずにいられるようになっただけだから大丈夫だよ」と言ってくれて、その時は少し気持ちが楽になりました

でもまた強い自己嫌悪がぶり返してきてしまいます
夜寝る前はいろいろ考えてしまい、涙が出ます

【 回答 】

りんさん、2回目のご相談ありがとうございます。
ポコズママの会スタッフです。今回は死産経験者からお話しさせて下さい。

死産から数か月たって、以前より前向きになれているとお聞きしました。
2歳になったお姉ちゃんへの愛情もたっぷり感じましたし、新しい命を望まれていること、そしてご家族で楽しく過ごされていることなど、とても素晴らしいと思いました。前を向くことは勇気のいることですよね。ただ、そのような中で、亡くなった赤ちゃんへの申し訳ない気持ちがあるとのこと。

10年以上前になりますが、私も死産後、少し前向きになれたと思ったらまた落ち込んでのくりかえしでした。死産直後は笑うことすらできず、自分にはその資格がないのだとテレビすらつけられませんでした。そんな自分がやがて楽しむことを受けいれ、少しずつ次のことに向かっていく。そしてまた落ち込んでのくりかえし。りんさんのお気持ち、痛いほどわかるような気がいたします。

お友達が「忘れているのではなく、考えずにいられるようになっただけだから大丈夫だよ」と言ってくれたとのことですが、優しいお友達ですね。本当にそうだと思います。赤ちゃんのことは決して忘れているのではなく、あえて考えなくてもりんさんとともにいられるようになってきたのではないでしょうか。りんさんが嬉しいと感じたら、嬉しいと感じてくれているかもしれません。

時間薬という言葉をお聞きになったことはありますか。
同じ死産経験者として、この薬はいつかかならず効いてきますよ、ということをお伝えしたいです。ゆっくりかもしれませんし、効き方もその方次第、それに早く効けばいいものでもないようです。でもいつかはきっと効いてきます。

いったりきたりしながら、悲しみは、優しい悲しみに変わっていくのだと思います。
心から応援しています。また何かありましたらご相談下さい。

相談者:りん 様
回答者:ポコズママの会スタッフ