HOME > 第2子を妊娠5カ月で死産しました。できれば亡くなった赤ちゃんにもう一度戻ってきてもらってたくさんたくさん可愛がってあげたい。そんな叶わないことを考えては涙が止まらない毎日です。
第2子を妊娠5カ月で死産しました。できれば亡くなった赤ちゃんにもう一度戻ってきてもらってたくさんたくさん可愛がってあげたい。そんな叶わないことを考えては涙が止まらない毎日です。
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【 ご相談内容 】
第2子を妊娠5カ月で死産しました
自覚症状は全くなく、妊婦検診で心拍がないことで発見されました
赤ちゃんの大きさから、2週間くらい前に亡くなったと推測できるとのことでした
まだ100gにも満たない赤ちゃんでしたが分娩は本当に痛かったです
なかなか子宮口が開かず、2日かかっての分娩でした
それでもどうしても赤ちゃんをきれいに産んで抱っこしたい、母親としてきちんと会ってあげないとと考えて必死に耐えました
妊娠が分かってから子宮内で亡くなっていることが分かるまで、上の子のことばかりでお腹の赤ちゃんをあまり気にかけてあげなかったことをとても悔やんでいたからです
1才の長女はとても活発で元気な子です
育児の大変さ、楽しさというどちらの意味でも上の子ばかり気にかけていました
その事を私は軽い気持ちで笑いながら友人に話したりしていました
長女の育児で悩んだとき、私に2人育てられるのかなと不安に思ったりもしました
また、子供の性別はどちらでもよいと考えていましたが、自分が女ばかりの姉妹で育ったせいか、男の子を産んで育てるというイメージがなかなかできず、その事も友人と笑いながら話したりしていました
赤ちゃんは男の子だったのに…
母親にこんな風に言われて、どんなに悲しかっただろう
こんなに短い命だったのに何でもっと慈しんであげなかったんだろう
なんてひどい母親だろう
母の愛情をあまり受けずに死なせてしまった。
赤ちゃんに申し訳ない気持ちと、何であんなこと軽く言ってしまったのだろうという後悔で毎日涙が出ます
せめて胎動が感じるまで一緒にいたかった
夫はそうなればもっと悲しかっただろうと言いますが、私が悲しんだとしても胎動を感じればもっとお腹の子を慈しむ気持ちがわいただろうし、長女と一緒に話しかけたりもしただろう
短い命でも幸せに終わることができたかもしれない…
長女は妊娠中は私のお腹をさすりながら「赤ちゃん」と言っていましたが、今は骨壺にさすったり話しかけたりしています
そんな長女を見るとやはり兄弟をと思いますし、私の年令的にも何年も待てないのですが気持ちはなかなか前に向きません
できれば亡くなった赤ちゃんにもう一度戻ってきてもらってたくさんたくさん可愛がってあげたい
長女と一緒にたくさん話しかけて愛してることを伝えたい
そんな叶わないことを考えては涙が止まらない毎日です
【 回答 】
今日のりんさんは、長女様と‘お空の赤ちゃん’にどんなことをお話なさったでしょう?
>涙が止まらない毎日
りんさんの涙には、「もう一度戻ってきて」、「たくさんたくさん可愛がってあげたい」という願いが込められているのですね。
長女さんの姿にも胸が熱くなります。‘お空にいる弟くん’とたくさんお話をしているのですね。
‘お空の赤ちゃん’とのお別れは、りんさんのご家族にとって、「まさかこんなことが…」という、言葉では言い尽くせない、哀しい出来事だったと思います。
しかし、その体験を通して、長女さんは、いのちの愛おしさを感じることができる優しい人にご成長されていくことでしょう。
そして、そのことが、‘お空の赤ちゃん’が、りんさんのご一家の一員である大きな意味であるのではないかと感じています。
何故なら、りんさんが、心からお子様とのお別れを哀しみ、慈しみ、愛しんでいらっしゃるからです。
「母の愛情をあまり受けずに」と言われていますが、私にはりんさんがお話くださったすべてから、’母の愛’が伝わってくると感じています。
死産―という日本語は、それは事実の一側面ですが、体験した人や赤ちゃんの心情が重ねにくい言葉だなあと思います。
英語では、still birth という表現もあるそうです。Stillには「静かな、黙った」等の意味があるようです。
赤ちゃんが産声を発しないだけで、りんさんは、2日間にわたる壮絶な分娩をされ、お子様を「出産」されました。
そして、それは、りんさんと赤ちゃんが心を合わせたから出来たこと。
「赤ちゃんが生まれよう、出ていこうと思わないと出産はできない」と死産を体験されたママたちは、いつも語ってくださいます。
赤ちゃんを産むこと、赤ちゃんとお別れすること―それが同時に進行するのですから、この体験の苦しさは、体験した方だけが感じることができる心情だと思います。
りんさんは、赤ちゃんが胎内にいる時に、もっと関わりたかったと悔やんでも悔やみきれない想いに苦しんでいらっしゃいます。
赤ちゃんとのお別れは、突然のことですし、原因も不明ですし、「どうして?どうして?」という後悔が溢れるのも自然なことだと思います。
私は、りんさんのお子様は「短いいのちでも幸せ」だったと思うのです。
そして、そのいのちは「終わる」のではなく、りんさんとご家族の中でいつまでも共にあるのではないでしょうか。
りんさんのお腹の中で赤ちゃんが感じていたことは、「おねえちゃんは、あいじょういっぱいで、たのしそうだなぁ」ということかもしれませんよ。
「だから、ママのところにもどっていくよ」と思った時にいつでも大丈夫なように、心身ともに健康な毎日を大切になさってください。
相談者: りん 様
回答者: 田村 芳香
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