HOME > 戌の日目前の流産。絨毛膜羊膜炎ではないかと言われましたが、当日朝も診察したのにわからないものでしょうか。また今後授かるためにはどのような事に気を付ければよいでしょうか。

戌の日目前の流産。絨毛膜羊膜炎ではないかと言われましたが、当日朝も診察したのにわからないものでしょうか。また今後授かるためにはどのような事に気を付ければよいでしょうか。

【 ご相談内容 】
1週間前に私の天使ちゃんはお空へ旅立ってしまいました。もう、後数日にて安定期に入り戌の日が目の前でした。
数日前から異様に暑いと感じることはありました。しかし、妊娠中だから体温高いのかなと思い過ごしてました。また、1日前に出血が少量と下っ腹が痛く、当日の朝診察に行きました。しかし、特効薬もこの週数じゃないからということで、お腹の張りを抑える薬と安静にするようにと言われおわりました。
帰ってからは、なんにもしずぼーっとテレビ見て過ごしていて、トイレに行くと出血も無くなってきて、良くなってるなって感じました。

その後、シャワー浴びて普通に就寝したら深夜突然お腹痛みが出て、トイレに行ったら普通に異常もなく戻ったらまた、水っぽいのが出そうで急いでトイレに駆け込み…やはり水っぽいのが出て、また布団に入ったら激痛になり我慢してたんですが耐えられず、旦那さんも起きて産科に電話して指示もらって薬をまた飲みました。しかし痛みは無くならず、もう一度トイレに行って少し力んだら脚が見えてしまいました。
もう悲しくて、悲しくて…。
ちょうど、産科の看護婦さんが心配して電話くれて、指示もらって病院に行きましたが。残念ながら流産でした。
先生にもまれにある、本当に運が悪かったと…。恐らく子宮からバイ菌が入って赤ちゃんがいる所にも感染したと…。絨毛膜羊膜炎ではないかと言われました。
当日の朝も診察して内診もうけたのですが、やはり見つからないものなのでしょうか。私が、感染してしまったのはじゅうぶんにわかってますが…、過去に振り返らない方がいいのも分かりますが。気になってしまいます。
そして、今後またお空へ行った天使ちゃんを授かりたいと思ってます。どんなことに気をつけたらいいのかなと思います。よろしくお願いします。

【 回答 】
けーちゃんさん。小さな命とのお別れ、悲しい体験でしたね。
妊娠中は、生理的に免疫力・抵抗力が低下します。そのため、体調を崩す妊婦さんはみえます。妊娠がわかった時から、様々なことに気をつけていても、体調を崩すことはあります。
今回は子宮への感染が起こったのではないか?とのことですが、感染の原因がわからないことは多くあり、「何かをしたら」「何かをしなかったから」と言えないことが多いですね。
どれだけ医療が進歩しても、わからないこと、予測できないことは起こります。

自分に起きたことに「なぜ?」と思う気持ちを抱くのは自然なことです。起きたことを受け入れられない、前を向きたいけど向けない。これも、自然な心ですね。無理に先に進もうと考えなくても大丈夫。

「今はゆっくり自分の心の動きに合わせて欲しい。」
お空にかえった赤ちゃんもそう思っていると思います。

原因がわからなくて、不安に思うこともあるでしょう。自分を責めてしまうことも、どこにぶつけたらよいかわからない怒りを感じることもあるでしょう。人の心は、様々な感情を抱き、繰り返し、強くも弱くもなります。今は、自分の心のままに過ごし、また、身体を休めてください。

赤ちゃんがまたやって来てくれるように、身体を整えていくことも必要ですね。
「これをやらなければならない」「こうしないとダメかもしれない」と、自分のペースから外れて、無理して行動しなくても大丈夫です。
旬の食材を使ったお料理を楽しんだり、季節の花を見てみたり、自分の心と体が喜びそうなことを、少しずつやってみましょう。
暑い季節ですが、身体を冷やしすぎないようにすることも、体調を戻す上では大切ですね。
自分の心と体に正直に生活することを、心掛けてください。

相談者:けーちゃん様
回答者:吉田京子