HOME > 私は昨年の1月に赤ちゃんを授かりました。しかし子宮頸がんと判明し、厳しい判断をしなくてはなりませんでした。時間が経てば経つほど、お別れをさせてもらった赤ちゃんの顔が頭に浮かび、他の赤ちゃんを見かけると生まれていればこんな感じだったのかなと悲しい気持ちが大きくなるばかりです。

私は昨年の1月に赤ちゃんを授かりました。しかし子宮頸がんと判明し、厳しい判断をしなくてはなりませんでした。時間が経てば経つほど、お別れをさせてもらった赤ちゃんの顔が頭に浮かび、他の赤ちゃんを見かけると生まれていればこんな感じだったのかなと悲しい気持ちが大きくなるばかりです。

【 ご相談内容 】
私は昨年の1月に赤ちゃんを授かりました。

結婚してまだ1年経たなかったんですが夫ととても喜びました。
しかし妊娠がわかったと同時に子宮に異変がある事がわかりました。
何度も検査をして悪い結果が出ないようにと願いました‥

しかし子宮頸がんと判明し、厳しい判断をしなくてはなりませんでした。
まだ21週目だったので帝王切開での出産はできず、私の体を守る為には子宮の全摘をしなくてはなりませんでした。
それからは毎日泣き崩れる中、手術の準備が急がれました。
現実を受け止められずただただ時間が過ぎ手術が終わり、過酷なリハビリをする日々が続きました。

幸いな事に転移は見つからず今は通常の生活をしながら定期検診を受けています。
時間が経てば悲しみは薄れると思っていました‥

ですが時間が経てば経つほど、お別れをさせてもらった赤ちゃんの顔が頭に浮かび、他の赤ちゃんを見かけると生まれていればこんな感じだったのかなと悲しい気持ちが大きくなるばかりで‥
同じ時期に出産した友達へお祝いは言えたのですが今だに会えていません‥
こんな自分が嫌になるんですがどうしようもできず今回、ご相談をさせていただきました。
やはり時間が解決してくれるのを待つしかないのでしょうか?

【 回答 】

初めまして。
ポコズママの会のスタッフをしております。

今回は、中期死産と初期流産の体験者であり、子供のいない人生を歩んでいる立場からお話させて頂きます。

ご結婚後、赤ちゃんを授かるという最大の喜びから、突然に、病のこと、赤ちゃんをお空に還すこと、大きな哀しみと苦悩が重なり……とてもお辛い状況を伺い心が痛みます。
産後のリハビリもとてもお辛いことでしたね。
現在は通常の生活を送られているとのことですが、食事や睡眠、心身のご様子が心配です。
当時、私も夜は眠れず、原因不明の身体の不調も続き、毎日、一人で泣いていました。
普通の生活に戻れば、それはまた、辛く、悲しい日々の始まりで、一日が長く感じられることでしょう。
お近くでしたら、すぐにでも向かいたいところです。

時の流れと共に気持ちの変化は必ずあります。
今、悲しみと共に後悔や自責、そして、嫉妬があることも当然です。
人間関係、友人との交流は、悲しいかな以前とは変わります。
無理をせず、ご自身の気持ちを素直に受け止め、そのままで、それで良いのですよ。
皆体験者、そんな風に過ごしてきています。
一時離れた関係も、ご縁ある人とは、また繋がるものです。

私は赤ちゃんを亡くしてから、色んな本やお話に気持ち助けられました。
先輩の体験者ママよりは、「自身が天に召され我が子に会う時、胸を張って会えるように、精一杯生きることが大切だと思っている」とメールをもらいました。

私たちは、地上に子供はいません。
地上に子供がいる方々を羨ましく思う気持ちや悲しい気持ちは時が解決することはなく、生涯消えないでしょうね。
でも、だからこそ得るものもあります。
カナさんの身体、ママのことが大好きな赤ちゃんが守ってくれましたよね。
これから赤ちゃんからのメッセージが少しずつ感じられると思います。
歩む道は時の流れと共にちゃんと我が子が導いてくれます。
試練をのりこえ、大切さを知る。
悲しみの深さの分だけ、また深い人生があり、成長もあることでしょう。
私たちの子供は心の中で育んでいきましょう。

お近くにポコズカフェがあれば、お越しくださいませね。
沢山お話しましょう。
私は何年経っても、涙は枯れません。
いつの日か、お会いできます折を楽しみにしています。

一人じゃないよ!仲間がいるよ!

少しずつ、お気持ちが和らぎますこと、心よりお祈りしています。

 

相談者:カナ様
回答者:ポコズママの会 スタッフ