HOME > 第2子を流産しました。2年以上妊活がうまくいかず、最近は頑張っていた育児にも自信が持てなくなり、自己嫌悪の日々です。毎日頑張っても好転しません。助けて下さい。

第2子を流産しました。2年以上妊活がうまくいかず、最近は頑張っていた育児にも自信が持てなくなり、自己嫌悪の日々です。毎日頑張っても好転しません。助けて下さい。

【 相談内容 】

第2子を心拍確認前に流産しました。
それから妊活を始め、2年以上が経ちました。あれから一度も授かることはありません。
1人目はもう4歳になります。妊活がうまくいかず、イライラすることもあり、それでも子どもに優しくしたい、喜ばせたいと思うのに怒ってばかりの日々です。
子ども自身も赤ちゃんを望んでおり、前回流産した際にも事前に授かったことを話してしまっていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいで・・早く子どものためにもきょうだいが欲しいと焦ります。

最近は、頑張っていた育児にも自信がもてなくなり、自己嫌悪の毎日。きょうだいのいる家族との関わりを避けたり、生活自体が変わってきています。
主人も話を聞いてくれますが、仕事で忙しくなると、私の負の感情を抱えきれないようでケンカになります。
この辛い気持ちを誰に頼って生きていけばよいのでしょうか?
せめて育児に自信をもって楽しく過ごしていきたいのに、壁にぶつかる度に流産のこと、治療の行き詰まりに悩ませれてばかりです。
本当に辛いです。毎日毎日頑張っても頑張っても好転しません。助けて下さい。

【 回 答 】

みみさん
悲しく辛い体験から、正直な気持ちを打ち明けてくださり、ありがとうございます。
みみさんは、頑張る力をお持ちですね。
何事にも自信を持って取り組めるよう、毎日毎日その力を磨いているのだなと感じます。
お子さんにもやさしく、また、喜ばせたいと、より良い体験ができるよう心を配り、治療にも積極的に臨まれている様子が伝わります。

人は、この世に生まれることも、この世を去る時も決めてきていると言われることがありますが、自分で決めていたとしても、それを認識することは難しく、思い通りにならないものですね。
自分の努力などで、思い通りになるようでならないのが、人生とも言えると思います。

命は授かるもの。
作るものではないのだなと感じることがあります。
みみさんが、第2子を望む理由は何でしょうか?
第2子を授かった後、達成できること、得られることは何でしょう?
それらを得た後、みみさんには、何が見え、感じられるのでしょうか?

今、みみさんの周りに「ある」ものは、どのようなものですか?
今、みみさんの周りに「ない」ものは、何ですか?
「ない」ものがないことで、「ある」ものはどのような価値になりますか?
「ない」ものを探し、求めるより、今「ある」ものに意識を向けると、どのように感じますか?
毎日頑張っているみみさんなら、今「ある」ものが何か、すぐに見つけられるかもしれません。

お子さんが何人かいる方たちと距離を置きたくなることは、否定することではないと思います。
その方たちと関わること以外のことに、意識を向けられる、次のステージに進んだのではないでしょうか?
人は同じステージにいては、学び成長することはできないのではないかと思います。
みみさんは、そのことに気づいているのかもしれません。

みみさん、あなたの本当の気持ちをもう一度見つめてあげてください。
第2子を授かることが、一番の幸せですか?
この先、何を経験し、学び、味わいたいと思いますか?
この思い通りにならないことを経験して、みみさんは大きな学びを得て成長しているのではないでしょうか?
そのことは、お子さんにとっても、ご主人にとっても、良い経験となるはずです。
毎日頑張っても好転しないことがあると知り、助けて欲しいと気持ちを出せるみみさんは、人として大切な学びを経験しているのだと思います。
育児やパートナーシップの自信に繋がる学びであることも考えられますね。

人生は、良いことばかりではありません。
この「良い」「悪い」も、人によって異なり、「良い」「悪い」があること自体が、大切なことなのかもしれません。
もしかすると、本当は「良い」「悪い」というものもないのかもしれません。

今の苦しい経験が過ぎたとき、どんな幸せや喜びを得られるのでしょう?
みみさん、あなたは十分頑張っています。素晴らしい頑張りをしています。
まずは、自分で自分を抱きしめてあげましょう。
認めてあげてください。イライラしても、喧嘩してもいいではないですか?
その中からも、何かを学んでいるはずです。
今自分が辛い体験をしていることを知っている、そのこともとても大切な学びです。

あなたは、あなたのままでいい。
素晴らしい人です。
みみさんの周りに「ある」ものを、たくさん見つけてください。

相談者:みみ様
回答者:吉田 京子