HOME > 胎児水腫が原因で20週で死産してしまいました。年齢が46歳なので、妊娠が奇跡だったのではないかと次の子は諦めていましたが、亡くなった子の顔を見たらどうしても欲しくなりました。年齢的に無理なのでしょうか。

胎児水腫が原因で20週で死産してしまいました。年齢が46歳なので、妊娠が奇跡だったのではないかと次の子は諦めていましたが、亡くなった子の顔を見たらどうしても欲しくなりました。年齢的に無理なのでしょうか。

【 相談内容 】

私は胎児水腫が原因で20週で心拍が止まってしまい10日ほど前に死産してしまいました。
年齢が46ですので、妊娠自体が奇跡だったのではないかと思い次の子は諦めていましたが亡くなった子供の顔を見たら、どうしても子供が欲しくなりましたが、やはり年齢的に考えて次の子を望むのは無理なのでしょうか?

【 回 答 】

妊娠中に赤ちゃんを喪うという大きな悲しみのなか、ご相談くださりありがとうございます。

残念ながら、今の医療技術では助けられない命が存在します。
様々な要因から、子宮の外では生きられない時期に、お空に帰っていく子どもたちがいますが、誰かが悪いのでも、何かが悪いのでもなく、ただ、「今、ここまで生きた」ということなのだと思います。

確かに医学的には、妊娠に適した年齢というものはあります。ただ、その時期とは異なる年齢で妊娠することや、妊娠を望むことを、間違いであると断定したり、根拠なく責めたりすることはできないと思います。

NYさんは、今妊娠を諦めることで、この先の人生を楽しめますか?
将来、お空に帰った赤ちゃんに、「ママは自分の人生を自分らしく生きたよ。」と言えますか?
今妊娠を諦めることで、人として女性として成長できることや、新しい楽しみや喜びを得られる何かがあるならば、その選択は良いものと思います。逆に、何か心がスッキリしないなら、他の選択をした方が良いと思います。

妊娠には、適した年齢はあります。
ただ、人により体の状態は異なります。もし、妊娠を望むならば、出来る限り早い時期に、今の体の状態を確認してもらうことが必要です。その上で、NYさんが自分の人生を生きるための選択をすれば良いと思います。

お空に帰った赤ちゃんにとっては、ママであるNYさんが、心も体も健康で、自分の人生を生きていることが、大きな喜びだと思います。

NYさんの幸せは、誰かが決めるものではありません。
NYさんが自分で選択したことは、すべて正しい選択のはずです。
誰かが決めた基準ではなく、自分で選択したことで、生きることで得られる宝物を見つけてください。
NYさんが、自分の基準で選択し、幸せな時間を過ごすことを、応援しています。

相談者:NY
回答者:吉田京子