HOME > 赤ちゃんがいない人生に意味が持てず、未来に希望が見えません。心から物事が楽しめず、何もする気になれません。

赤ちゃんがいない人生に意味が持てず、未来に希望が見えません。心から物事が楽しめず、何もする気になれません。

大切な人を亡くしたあと、深い悲しみやつらい気持ちが続くことは自然なことであり、特に子どもを亡くした場合は、悲しみが癒えるのにより時間がかかると言われています。しかし、死別後の悲しみが半年〜1年経ってもまったく変わらず、落ち着くどころか逆につらさが増している場合は、「複雑性悲嘆」とよばれる状態や「うつ病」などの問題を抱えている可能性があります。

「不眠や食欲不振、著しい体重減少が続く」、「苦しい気持ちのため日常生活が支障されている」、「死にたいという気持ちが抑えられない」などの症状がある方は、メンタルヘルスの専門家(精神科医、心療内科医など)に相談することが助けになるかもしれません。受診する場合は、事前に電話で事情を簡単に伝え、くすりの治療だけではなく、悲嘆に対するカウンセリングを受けられるかどうかを確認してみるとよいでしょう。