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15週で死産、その後、11週で稽留流産。不育症の検査を受けてみるべきなのでしょうか。

【ご相談内容 】
初めての子供が無頭蓋症と診断され、15週で死産しました。それから半年が経ち、2人目を妊娠することが出来ましたが、11週で心拍が止まってしまい、稽留流産と診断されました。掻爬手術を控えています…立て続けに死産と稽留流産を経験し、心も身体もボロボロになってしまいました。

1回目の生理がきたら、不育症の検査をするつもりですが、手術を行う病院に相談したところ、2回目までは続くこともあるので、不育症の疑いはあるとは言えない。と言われました。
私はもう、今後妊娠できても、このまま元気な赤ちゃんを産むことは出来ないのではないか…そればかりが頭をよぎってしまいます。もし妊娠できても、不安で10ヶ月も精神的にもたないのではないか…不安です。

周りにも同じ経験をした人はおらず誰にも相談できません。やはり、不育症の検査を受けてみるべきなのでしょうか…

【 回 答 】

短い期間に二人のお子さまとのお別れ、とても辛かったですね。
不育症の検査についてのご相談ですので、本来、お医者様からの回答が良いかもしれませんが、これまで多くの不育症の方のお話を伺ってきた立場として回答させていただきました。

不育症の検査の必要性に関して聞かれれば、3回目の流産や死産の時にと回答されるケースが一般的なようです。医学的なことや確率から導き出された回答であると思いますが、本人にとっては2度と経験したくないのですから、3回目なんて考えたくありませんよね。もし、次の妊娠への不安が強いようでしたら、不育症の検査を受けてみてもいいと思いますよ。2回目だからと検査を拒否する病院はないと思います。

実際、1度目の流産や2度目の流産で不育症の検査をされることは珍しいわけではありません。不育症専門の病院で検査をされていらっしゃる方もいらっしゃいます。1度の流産で不育症だと分かった人もいれば、4度目でも不育症ではなかった方もいらっしゃいました。

不育症の検査をすべきかどうかは申し上げられませんが、検査してみたいと思うお気持ちがあるのなら、一度病院に相談に行ってもいいかもしれません。お近くに不育症の専門病院がないかネットで調べてみるといいかもしれません。

相談者:そら様
回答者:ポコズママの会代表 加藤