HOME > 3ヶ月で私は流産をしました。でも今回こういう結果になってしまって周りの人のたちからはまだ若いからって言われるけど自分は子どもがどうしても欲しくてたまりません。これってただあせってるだけなんですかね。

3ヶ月で私は流産をしました。でも今回こういう結果になってしまって周りの人のたちからはまだ若いからって言われるけど自分は子どもがどうしても欲しくてたまりません。これってただあせってるだけなんですかね。

【ご相談内容 】

3ヶ月で私は流産をしました。全然立ち直れたわけではないけど自分達は母親父親になる準備、覚悟はちゃんとできていました。でも今回こういう結果になってしまって周りの人のたちからはまだ若いからって言われるけど自分は子どもがどうしても欲しくてたまりません。旦那にもはやく子ども欲しいほしいって毎日言ってしまい自分もまだつくれないことが憂鬱すぎて嫌になります。自分の友達にも妊婦がいてその子はもーすぐ予定日でその子のインスタとかみるとほんとに羨ましくてこれってただあせってるだけなんですかね。自分では焦ってるんじゃないただ早く欲しくて欲しくてたまらないだけって思うんですけど。

【 回答 】

ゆー様

>母親父親になる準備、覚悟はちゃんとできていました。
なんて心強い言葉でしょう!その想いは、ゆー様に宿った赤ちゃんにきっと届いていたことでしょう。3ヶ月。あっという間の時間だったと思いますが…。すでに、ゆー様とパートナーは、ひとつの’いのち’のママとパパです。エコーでみる姿、ドプラを通して聴いた心音。’いのち’の存在や鼓動は、ゆー様にかけがえのない喜びを与えたことでしょう。ところが、まさかのお別れ。ゆー様の哀しみはいかばかりか。ポコズママの会につながる私たちは、人知れずの深い哀しみを知る人。’いのち’の尊さを知る人です。
>友達にも妊婦がいて
>ほんとに羨ましくて
私は、この言葉から伝わるゆー様のお人柄に感銘を覚えました。ゆー様は、物事をポジティブな面から受けとめられる方であることに。もしネガティブな面を強く感じるタイプの方であったら、「妬ましく」という感情が湧くことに悩み、’いのち’の喪失と負の感情の二重の苦しみが続くことにもなっているでしょう。
>はやく子ども欲しい
これは、ゆー様の本当の気持ちであると思います。
でも―。
>これってただあせってるだけ
ふと立ち止まりそうな気持ちもおありかもしれません。
>周りの人のたちからはまだ若いからって言われる
このような言葉に、今まで感じたことのないような感情が湧くことがあるかもしれません。もし、そんなモヤモヤもあるなぁ…と思われたとしたら―。それは、ゆー様がひとつの’いのち’のママだから。今、胎内で育ってはいないけれど、3ヶ月ゆー様の子宮を母船にしながら育とうとした’いのち’がいたことを実感できるのは母親だけです。日々の生活の中で、その存在はないもののように振る舞わなければならない現実もありますから、大切な’いのち’の存在を知る私たちは、自分だけが遠くの世界にいるような感情に見舞われる時期もあるものです。物事には、ポジティブとネガティブの両面があります。ゆー様は、物事をポジティブな面から受けとめられる方ですが、同時にネガティブな感情を感じることがあったとしても、それはとても自然なことです。もし、それを言葉にする必要を感じることがあれば、赤ちゃんとのお別れを知っている人同士の会など、安心して気持ちを話せる場でお話してみてくたざい。
>自分では焦ってるんじゃない
これからゆー様に宿る’いのち’は、とてもしあわせ。こんなに待っていてくれるママがいるのですから。でも、’いのち’が宿り、育つためにはそれなりの時間が必要です。ゆー様は、赤ちゃんが宿ったことがわかってから、どのようなことを考え、どのような生活を心がけていらっしゃいましたか?赤ちゃんに出会うまでの時間をどのように過ごすかについて、私自身はとても未熟だったなぁと当時を想い返すことがあります。(それは、少し時代を遡り、今のように情報がすぐに得られる時代ではありませんけれど:笑)
赤ちゃんとのお別れについて語る場もなく、「もう一度、お母さんにならせて」と願い続けるだけで、普段の生活は仕事中心でただ忙しく過ぎるばかり。それでも、’いのち’は宿ってくれたのですが、赤ちゃんのいる暮らしになってみて、それまでの生活スタイルではままならないことがいろいろありました。本当に今思うと、未熟。ゆー様は、ご自分とパートナーの「今」も大切にする生活、丁寧な暮らしをお続けくださいね。赤ちゃんのいる暮らしは、三人からはじまる他者同士の共同生活。生活と営む土台には、お互いを尊重する関係を育むことが必要で、その出発点は、自分自身を大切にすることであったように思います。上手くできずに四苦八苦の人生を歩きながら、学んできて思うことなのですが…。私の最初の’いのち’は10週間。その’いのち’が教えてくれていたことは、本当はいろいろあったんだなぁ…と、今頃になって思うのです。
>早く欲しくて欲しくてたまらない
そのお気持ちを大切に!パートナーとお互いを尊重しあう関係を大切にしながら、赤ちゃんのいる暮らしの基礎作りをお続けください。人生にはいろいろな出来事があるものです。戸惑う時には適切なHELPサインを出しながら、ゆー様ご自身を大切に、大切になさってください。

相談者:ゆー様
回答者:田村 芳香