HOME > 36週、検診翌日に胎動を感じないと病院に行きましたが、既に心臓が動いておらず胎内死亡、そのまま入院、促進剤で誘発分娩しました。病院は口コミで上位にあり決めたのですが、どう決めたらよいかわからなくなりました。

36週、検診翌日に胎動を感じないと病院に行きましたが、既に心臓が動いておらず胎内死亡、そのまま入院、促進剤で誘発分娩しました。病院は口コミで上位にあり決めたのですが、どう決めたらよいかわからなくなりました。

【 相談内容 】

初めての妊娠は超初期流産でした
その3年後に授かり仕事をしながら36週まで順調にきました
毎回週数よりは大きめだし羊水の量もいいし…と言われ今月出産予定でした
検診翌日に胎動を感じないと病院に行きましたが既に心臓が動いておらず胎内死亡そのまま入院、促進剤で誘発分娩しました
思い返せば検診で心臓を見せてもらってなかった気もするし当日既に胎動を感じてなかったかもしれません
気付いてあげられず助けられたかもしれないのに殺してしまいました
解剖は望まなかったので外観のみの診断ですが赤ちゃん側の色が変わる程の臍帯過捻転でした
通常の検診で見るエコーでは分からないと説明を受けました

検診翌日の悲報だったので主人は不信感しかなく、もし次に授かれたら次は違う病院へ…と言っています
今回の病院は口コミと検索したら上位にあったので決めましたが今回の悲しいことがあり、どう決めればいいのか分からなくなりました
こんなことが起こる前は好印象でした
通う時に説明して臍帯が見れるエコーがあるか確認すればいいのでしょうか
調べても口コミがあまり良くない病院ばかりだし田舎の方なので設備があまり整ってる感じもないです

無事に授かれるかも今度こそ無事に出産できるかも不安だらけですが今のうちからメドを立てたく…

まとまりのない変な文面で申し訳ありません

【 回 答 】

はなこ様
この度は、36週でお子様をお別れされたこと、心よりお悔やみ申し上げます。

おなかの赤ちゃんは、いわゆる「安定期」以降でも、なくなってしまうことがあり、
お産の時期である10か月くらいが最も多いという報告もあります。
この子宮内胎児死亡の理由は多様ですが、臍帯によるものは全体の15%を占めると言われています。

次回以降に同じ臍帯過捻転をきたすか、はっきりと言うことはできないのが現状です。
ただし、超音波のドプラ法という特別な方法で確認をしていくことは可能かもしれません。

胎動を数えることで、胎児の健康状態がわかるのか、ということについては、
関連はあるという研究結果はありますが、まだはっきりとした結論は出ていません。
ただし、胎動のカウントで完全に子宮内胎児死亡を防ぐことはできないと考えられます。

子宮内胎児死亡は突然に、予測もできないかたちでやってきます。
担当の先生も大変つらかったのかもしれません。

なかなかアクセスが難しいのかもしれませんが、各都道府県には、日本周産期新生児医学会の周産期専門医がいるはずです。
次回妊娠時には、そのような専門医に相談なさってもよいかと思います。

なくなった赤ちゃんの弟さんか妹さんが、元気にやって来てくれるのを心からお祈りしております。

相談者:はなこ様
回答者:三宅秀彦